Al-Kamarさんによる楽曲を称賛する記事
大好きなお友だちのあるかまるちゃんに宣伝を頼まれたから書くよ!ここまでのクオリティの音楽は古今東西さがしても稀だから聴いてみてください。まさに芸術。リンクは下にあるよ。
先に書いておきますが、このレビューは友人として贔屓目に書くつもりはありませんでした。が、楽曲が素晴らしすぎて、讃える以外の選択が無くなってしまったのです。
先ほど書いたようにこれはまさしく芸術そのもの。歪みのある壺のように安定せず、またそれにかかる釉のように音楽に新たな一面を授けるギターの音色、そしていかに歪もうとも壺が壺であるというまとまりがすべてにおいてあり、そして破壊による終焉の無情。これが一曲、約5分に纏められている。
今まで長く音楽を聴いてきたが、この曲が私に思い出させたのはAlcestなどのポストブラックメタルでもなく、Emperorのようなブラックメタルでもなかった。この曲に私はCaravanの
9 feet underground やGenesisのSupper's readyといったプログレッシブロックの20分近くある大曲を見た。
何故かはおそらく曲の持つドラマティック性ではないだろうかと思う。20分ほどあるから壮大だと思っていた曲がなんと約5分の中にもその壮大さが大きく腕を拡げてやさしく包み込むように存在しているではないか!!
それらを圧縮してまた異なるジャンルの音楽として聴いている感動までさえ感じた。
今、日本にこの曲を作れるほどの芸術家がいること、またそれが私の友人であることらが誇らしく思えるような、そんな作品だった。是非、皆さんにも一度聴いていただきたい。
"Al-Kamar - Black End (New Version) (2013)" https://youtu.be/incDVNyJkTw